[本] さあ、才能に目覚めよう マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン

出た当時から様々な反響を呼んでいたようですね。私、ようやく読みました。
最初に思ったのが、もっと早くから読んでおけばよかった…って、ことです。それくらい自分の為になると思いました。内容を読むまではやっぱり自己啓発書なんで、いちよーイイこと書いてあるけど、みんなが普段思っていることを書き直してくれてたり、思い出させてくれたり、背中押してくれたりって感じだと思います。それでも、もちろん十分に価値があって私も読んでいます。でも、この本には読者が参加できる要素があるのがイイ。本を買うと、Strength Finderっていう診断テストを受けることができます。これは著者たちが人間の才能を34の資質に分けるうち、トップ5はどれかが分かります。この組み合わせ、実に3300万通り。一人一人違う才能を持つことを感じますし、大切にしたいと思えます。
読んだ方も多いと思いますが、読んでない人、オススメですよー。是非、テストも受けてみて下さい。
参考までに、私の結果です。この結果の組み合わせが同じ人も、そういないってことですね。考えさせられます。↓
共感性

あなたは周囲の人の感情を察することができます。彼らが感じていることを、まるで自分自身の気持ちであるかのように感じることができます。本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるのです。あなたは必ずしもそれぞれの人の物の見方に賛成するわけではありません。必ずしも一人ひとりの困難な状況を哀れむわけではありません――哀れむのは、共感ではなく同情でしょう。あなたは必ずしも、それぞれの人の選択を受け入れるわけではありませんが、理解します。そして、この本能的な能力は素晴らしい力を持っています。あなたには言葉に表せない問いかけが感じられます。あなたは人々が必要としていることが分かります。他の人が言葉を探して苦労しているとき、あなたには適切な言葉や適切な言葉のトーンが自然に出てくるのです。あなたは、人々が自分の感情をうまく言い表せるように手助けします。あなたは、彼らが感じていることを表現するのを手助けします。この素晴らしい力によって、人はあなたに惹かれるのです。


着想

あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だからです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。


戦略性

戦略性という資質によって、あなたはいろいろなものが乱雑にある中から、最終の目的に合った最善の道筋を発見することができます。これは学習できるスキルではありません。これは特異な考え方であり、物事に対する特殊な見方です。他の人には単に複雑さとしか見えない時でも、あなたにはこの資質によってパターンが見えます。これらを意識して、あなたはあらゆる選択肢のシナリオの最後まで想像し、常に「こうなったらどうなる? では、こうなったらどうなる?」と自問します。このような繰り返しによって、先を読むことができるのです。そして、あなたは起こる可能性のある障害の危険性を正確に予測することができます。それぞれの道筋の先にある状況が解かることで、あなたは道筋を選び始めます。行き止まりの道をあなたは切り捨てます。まともに抵抗を受ける道を排除します。混乱に巻き込まれる道を捨て去ります。そして、選ばれた道――すなわちあなたの戦略――にたどり着くまで、あなたは選択と切り捨てを繰り返します。そしてこの戦略を武器として先へ進みます。これが、あなたの戦略性という資質の役割です:問いかけ、選抜し、行動するのです。


内省

あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。あなたが頭を働かせている方向は、例えば問題を解こうとしているのかもしれないし、アイデアを考え出そうとしているのかもしれないし、あるいは他の人の感情を理解しようとしているのかもしれません。何に集中しているかは、あなたの他の強みによるでしょう。一方では、頭を働かせている方向は一点に定まっていない可能性もあります。内省という資質は、あなたが何を考えているかというところまで影響するわけではありません。単に、あなたは考えることが好きだということを意味しているだけです。あなたは独りの時間を楽しむ類の人です。なぜなら、独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だからです。あなたは内省的です。ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。あなたは自分自身にいろいろな質問を投げ掛け、自分でそれぞれの回答がどうであるかを検討します。この内省という資質により、あなたは実際に行っていることと頭の中で考えて検討したことと比べた時、若干不満を覚えるかもしれません。あるいはこの内省という資質は、その日の出来事や、予定している人との会話などといったような、より現実的な事柄に向かうかもしれません。それがどの方向にあなたを導くにしても、この頭の中でのやりとりはあなたの人生で変わらぬものの一つです。


成長促進

あなたは他の人たちが持つ潜在的な可能性を見抜きます。実際のところ、潜在的な可能性があなたの見ている全てであることも多いのです。あなたの考えでは、完全にできあがった人間は存在しません。誰もが進歩の途上にあり、可能性に溢れています。だからこそあなたは人々に惹きつけられるのです。あなたが他の人と互いに関わりを持つ時、目標としているのは彼らに成功を経験させることです。あなたは彼らを挑発する方法を探します。彼らの能力を伸ばして成長させるような、興味深い経験を計画します。そしてその間ずっと、あなたは成長の明らかな徴候――学習して身につけたか改められた新しい行動、技能のちょっとした向上、卓越性の芽生え、以前なら一つ一つ意識しながらやっていたことが自然に淀みなくできるようになる――が現れるのを待ちかまえています。あなたにとって、これらの小さな進歩――その進歩に気付かない人がいる程の――が発揮されつつある潜在能力の明確な兆候なのです。他の人に現れるこれらの成長の兆候は、あなたの原動力であり、あなたに強さと満足を与えます。多くの人があなたの援助は誠実であり、あなたがそれによって満足を得ていると心の中で分かった時に、あなたに援助と激励を求めるようになるでしょう。

どうですかね?あたってますか?私はすごいそうだと思ってます。

とにかくいろんなヒントが入ってます、この本。2001年に日本語版がすでに出ていたらしい。ホント早く読んでおきたかった。

Strength Finder 2.0ってのもあるんですねー、気になります。というか、買いそう。(笑)

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